ぎぶいちブログ

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大人が英語を学ぶときに押さえるべきメリット6つ・デメリット5つ

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英語はやった方がいいって周りに言われるけど、具体的にどんなメリットがあるんだろう?

英語を学んでいる人、話せる人が周りに昔より増えていませんか?

実際に英語を話せる日本人は増えており、TOEICや英検を受験する人数も年々増加しています。

だけど、英語ができなくて今困っていない人にとっては、学ぶメリットがよくわからないという人もいると思います。

結論から言うと、英語を学び始めるなら早いに越したことはありません。

この記事では、英語を学ぶ具体的なメリットを6つ紹介します。加えて、英語学習のデメリットにも触れたいと思います。

目次

英語を学ぶメリット6つ

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世界中の人たちとコミュニケーションがとれる

世界の人口77億人のうち約15億人が英語を話せると言われており、5人に1人が英語を話せます。
英語が話せるようになれば、外国人と友達になることができます。それぞれ国の文化や宗教、慣習を直接知り、日本との違いを学ぶことで視野が広がります。日本のあたりまえが海外では違うなんてことはたくさんあります。
外国人と友人になると、海外の人が自分の国のこと文化や慣習、宗教について誇りを持っていることを感じることが多々あります。
そのようなコミュニケーションをしていると、自分ももっと日本のことを知らないといけないなと日本への興味・関心を高める副次的な効果もあります。

また、海外旅行を何倍も楽しめるようになるのもメリットです。安心して行けるし、現地の方からガイドブックに載っていないおすすめスポットを聞き出すなど、よりアクティブな旅行をできるようになります。
グローバル化が進む中、英語ができることで人生の可能性は大きく広がります。

就職や転職が有利になる

外資系企業だけでなく日本企業への就職や転職においても英語ができるだけで有利になる求人は多く存在し、選択肢が明らかに広がります。
事業を成長させるためには海外展開の重要性が増しており、英語ができる人材を企業は求めています。

実際に、TOEICの点数で足切りをしている企業もあるくらいです。
英語面接がない企業では、TOEICの点数を基準にして英会話力を確認しているところもあるくらい重視されてるケースがあります。

日本での転職活動ではアメリカなどとは違って年収が下がるキャリアダウンの転職が結構あると言われてます。

英語ができれば年収100万単位でアップするような求人も選択できるようになります。

大学生にとっては就職活動を有利に進められますし、社会人にとっても転職が当たり前の時代になるなか、英語力を身につけておくことはメリットがあります。

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昇進や昇格に有利になる

英語ができると社内でのキャリアアップにも有利に働きます。
企業によっては昇格の条件にTOEICの点数を課しているところもあります。

海外駐在や海外とやりとりをする業務を任せるには一定の英語力がないと任命されません。
日本の人口が減少しているなか、多くの企業にとって海外マーケットの重要性は相対的に増しています。そのため海外事業に関わる業務を経験した人の方がその後の社内での昇格・昇進をしやすいという傾向が企業によっては起こっています。

ただ、「英語ができる」というだけで「仕事ができる」というわけではないんですが、まだまだ英語ができる奴は仕事ができる奴という色メガネで見られる状態はあると思います。
だって、コミュニケーションがとれないと仕事は始まらないですからね。
今、英語に困ってないとしても長い将来を考えると英語を学ぶメリットは間違いなくあります。

より多くの情報を得ることができる

インターネットに掲載されている情報の6割は英語だといわれています。
英語を使いこなすことができれば、世界の最新情報を早く手に入れることができます。最先端の論文や、専門誌、技術情報など、海外メディアの報道から海外情勢、金融情報なども得ることができます。
海外のニュースが日本の話題をどのように報道しているかを英語で確認するのもおもしろい気づきがあります。

実際、論文等の情報に関しては、自分の業界に関わる最新論文を見る場合、海外論文はもちろん英語ですが、日本人が著者の論文も英語で書かれてる率が明らかに増えてます。

映画・書籍・音楽などをより楽しめる

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これは英語を仕事で使わないしなぁと思っている人にとっても大きなメリットだと個人的に思います。
字幕なしの英語で映画を見ることで拭き替え版や字幕ありでは気づかなかった微妙なニュアンスを感じとれたりします。本も日本語に訳されていないけどアメリカでとても売れている洋書はたくさんあり、最新の情報を手に入れることができます。
有名な本が日本語訳で発売するまでにはそれなりの期間が空いてしまうんですよね。

洋楽もBGMのように聞こえていたものが歌詞を理解しながら聴けると楽しみ方は全然ちがいます。
このように娯楽においても楽しみ方の幅が英語ができることで広がります。
海外映画や音楽は、AIが発達しても翻訳なんてされたら困りますよね?

新しい自分になれる

これも大きなメリットかもしれません。
私の知り合いに日本語だとそんなに積極性が見えるような感じではないのに、英語を話すときは別人のように堂々とネイティブみたいに話す人がいます。
これは少なからず自分にも当てはまり、外国人と英語で話すときは行間を読むようなコミュニケーションではなく、はっきりとモノを言うことが大事という風潮があります。
その影響もあってか、英語を使っていると結論ファーストで話すので、自信があるように見えるのかもしれません。

また、英語は喉で発音するので、英語を話すときに若干いつもの声のトーンとは違う新しいなりたい自分を作り出すこともできると思います。

まだ外国人はあなたのことをほとんど知らないですよね?
英語をできるようになるだけでも自信がつくというメリットもあるので、ぜひ英語を話している「なりたい自分像」に向かって楽しんでほしいと思います。

ここまでは英語を学ぶメリットについて書いてきましたが、一方でデメリットもあります。

英語を学ぶデメリット5つ

習得に時間がかかる

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英語を習得するには結構な時間がかかります。ゼロから英語を勉強する場合は3,000時間くらいかかると言われてます。
小学校から高校生の義務教育で学んだ約1,000時間を抜いたとしても約2,000時間の勉強が必要になります。

また、言語の専門家の研究では、大人の方がこどもよりも音声認識能力や記憶力が下がっているため習得に時間がかかるとも言われています。

いずれにせよ、2,000時間を達成するには1日2時間勉強したとしても約3年かかります・・・。

ただし、これは英語を不自由なく使いこなすレベルに達する必要時間になるので、目標を何に設定するかで変わってきます。
海外旅行で不自由なく楽しめるレベルなのか、TOEIC700点をとりたいのか仕事で海外駐在したいのかなどの違いで学習に必要な時間も学習の方法も変わります。

英語習得に時間がかかる要因は日本人にとって文法が大きく違う英語は習得が難しい言語に該当してることも関係してます。

ちなみにアメリカの国務省が公表している言語習得難易度ランキングでは、英語話者にとって日本語は最も習得が難しいとランク付けされています。それくらい英語と日本語の言語の種類には距離があるという裏付けですね。

お金がかかる

もちろん完全独学だけでお金もかけずに英語ができるようになった人、外国人の恋人を作って英語を話せるようになったなどの事例もありますが。
基本的に大人になってからの英語学び直しには一定のお金が必要になる点はデメリットです。

単語や文法に関する書籍、TOEICや英検を取得するなら問題集や受験料、英会話ならオンライン英会話の月額費用など合計すると数万円ではなく10万円を超えることは覚悟した方がいいかもしれません。

学習方法を間違えると身につかない

インターネットやYoutubeでさまざまな英語学習メソッドやコツが情報として溢れています。
人はどうしても楽をしたい生き物なので、「3か月間このCDを聞き流すだけで字幕なしの映画が見れるように」「たった3つの文章パターンを使いこなすだけで、3か月でスラスラと日常会話ができる」みたいな宣伝文句に魅了されがちです。
こういった英語習得がまるで簡単かのような間違った情報が氾濫していて、そこに時間を費やしてしまうデメリットがあります。

英語学習はそんな簡単な道のりじゃありません。スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4つの技能すべてにおいてすぐに身につくような魔法はないと思っておきましょう。

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学習を継続することが難しい

途中で挫折して英語学習が続きにくいこともデメリットです。モチベーションが続かないのです。

英語学習では、単語を覚える、文法を理解してリーディングをするという目ではある程度上達している感覚を感じやすいんですが、いざリスニングやスピーキングになると、日々の上達を感じにくいことがよくあります。

この「自分が上達してる感覚」が感じづらいのが英語の特徴で、モチベーションが続きにくい要因になります。

実際に普段、英語を話す機会や必要性がない人にとっては特にモチベーションを維持するのが難しくなります。

そして、英語学習の特性としてプラトー期と呼ばれる上達の停滞時期があると言われています。
英語を上達するためには近道はなく、インプットとアウトプットを繰り返し続けていくしかありません。

モチベーションを保つ方法として、学習管理アプリで同じ目標を持った人たちと交流する、専属で教えてくれる英語コーチングのサービスを利用する、外国人の友人を作るなどの方法もあります。

挫折しにくい環境に変えていくのもひとつの方法です。

英語自体が仕事になる職種が少ない

英語自体を仕事にしてるような英語講師、通訳、翻訳家をのぞけば、英語を仕事にできるケースはあまりないと思います。

そう考えると、英語はあくまでもコミュニケーションを行うためのツールということになりますが、英語ができることで仕事の選択肢やキャリアアップにつながる点を考えても、英語を学ぶメリットはとても大きいと思います。

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まとめ

英語を学ぶメリット6つ

1.世界中の人とコミュニケーションがとれる

2.就職や転職に有利になる

3.昇進や昇格が有利になる

4.より多くの情報を得ることができる

5.映画・本・音楽などをより楽しめる

6.新しい自分になれる

英語を学ぶデメリット

1.習得に時間がかかる

2.お金がかかる

3.学習方法を間違えると身につかない

4.学習を継続することが難しい

5.英語自体が仕事になる職種が少ない

ここまで英語を学ぶメリット・デメリットを紹介してきました。
数だけでみればデメリットも多いじゃんとなりそうですが

何度でも言いたいと思いますが、間違いなくメリットの方が大きいと断言できます。いや、さらに大きくなると思います。英語をやるだけでいろいろな部分で人生の可能性が広がります。
もし今、英語も使う必要がない、海外旅行に一度もいったことがないという人はメリットがまだ感じにくいかもしれません。

そういう人は、ぜひ英語が通じる国へ海外旅行に行ってみるのも手です。英語ができなくても海外の気候・景色・文化・料理・人に触れる楽しさで満足できると思いますが、英語が使えたらもっと楽しめたのにと思うはずです。

英語学習の道のりの険しさばかりが目立ったかもしれませんが、ビジネスで使いこなし、ネイティブと対等な議論をするというレベルは長い道のりになるかもしれません。

これは目標によって変わります。大きな目標を持つことは大事ですが、まずは挨拶ができる、自分のことが英語で話せる、好きな趣味について話せるなどの目標であれば、数か月でも達成は可能です。

この記事を読んで、小さな目的でもいいのであなたが描く英語を使っているイメージの実現に向けて、英語話者になるための学びのスタートを切ってもらえたらうれしいです。

まだ迷ってる方はこちらも参考にしてください。

もう迷わない!英語学習が必要な5つの理由